母校「加古川市立平荘小学校」の閉校後を見に行ってきた!

「加古川市立平荘小学校」は閉校後はどうなった?

 

2024年3月で閉校となった加古川市立平荘小学校の様子を見に行ってきました。

 

閉校後は、東播磨地区特別支援学校が新設される予定となっています。

 

 

加古川市立平荘小学校の場所は地図ではこちら

 

 

住所は加古川市平荘町山角467です。

 

平荘小学校の歴史(閉校記念誌より抜粋)

 

平荘小学校は、1893年(明治26年)4月、平荘村・上荘村組合立平荘尋常小学校開校。

1990年(明治33年)10月、平荘尋常高等小学校と改称。

1902年(明治35年)高等科を廃し、平荘尋常小学校に復旧。

1903年(明治36年)4月平荘上荘の組合を解き平荘尋常小学校と改称。

1947年(昭和22年)日本国憲法施行の年に、平荘村立平荘小学校に改称。

1955年(昭和30年)加古川市に合併、加古川市立平荘小学校と改称

 

 

2024年3月、閉校に際し平荘小学校で閉校記念式典が開催されました。

閉校記念式典の記念品

 

 

 

閉校した「平荘小学校」の現在の様子

 

加古川工業用水道管理所近くの土手から閉校した「平荘小学校」を望む。

 

 

南側正門。綺麗に整備されています。

 

 

 

ひと気はありません。

 

 

駐車場アスファルトの割れ目から生える雑草の長さが閉校後を感じさせます。

 

 

南から西門へ向かいます。

 

 

校舎の校章がなつかしい。

 

 

こちらも除草が綺麗にされていました。

保護者があつまり除草作業をしたのが懐かしい。

 

 

西側門。

 

 

今後の利用用途でも指定緊急避難場所になるのでしょうか。

 

 

東と西の門には、次の用途「特別支援学校の新設」についての開発事業計画を説明する看板がありました。

 

 

この計画によると、現在の建物や施設はそのまま活用し、新たに新設の棟が南側に建設されるようです。

 

詳細については下記加古川市「開発事業の計画等の公開」をご覧ください。

 

 

体育館裏。

 

 

プール入口。

 

 

プール入口から体育館北側。

 

 

プール西側風景。

 

 

プール西側から南方向を望む。

プールの水が緑色。こどものころは夏前に生徒全員で清掃していましたね。

 

 

くさぶえの径(加古川ふるさと自然のみち

子どものころにはただの山道だったのが歴史の散策路になっていました。知らなかった。

 

 

北から南を望む。

 

 

学童保育に使われていたプレハブが見えます。昔はおせわになりました。

 

 

学童施設東側入口。

 

 

ここも綺麗に除草されています。

 

 

小学校裏の寺「報恩寺」

 

 

東門の前の広場。

昔はおじいちゃんおばあちゃんのゲートボール場でした。

 

 

東門から校庭、校舎を望む。

 

 

人が踏まない校庭は、さすがに草が茂ってきています。

 

 

それでも、次の用途がきまっているので、ほどほど整備はされているようでした。

 

 

小学校南側へもどってきました。

 

 

今は移転した平荘郵便局の跡地。

 

 

現在は倉庫が建っています。

 

 

平荘小学校を一回りしました。

 

平日でしたが人気もなく、子どもたちの声が聞こえない学校跡は、少しさびしい気もしました。

 

次の用途(2025~27年度中の利用開始を目指して特別支援学校を新設する方針)が決まっているので管理がされており、草に飲み込まれているといった状態ではなかったのがよかった。

 

 

閉校した「平荘小学校」の今後は

 

加古川市立平荘小学校の跡地には、東播磨地区特別支援学校新設計画 があり、現在の様子の写真にもあったとおり「兵庫県立東播磨地域新設特別支援学校」が設置予定です。工事の開始は2025年4月1日から。開発計画に関する説明会は2024年6月8日(土)に山角公民館で実施されているようです。

 

神戸新聞にも記事が掲載されています。

加古川に特別支援学校を新設へ 26年度、東播磨の児童生徒急増で 既存の2校も定員増

兵庫県教育委員会は6日、閉校予定の加古川市立小学校跡地を活用し、2026年度に知的障害者を対象にした特別支援学校を新設する計画を明らかにした。東播磨地域の県立特別支援学校の児童生徒数が急増していることへの対応という。いなみ野特別支援学校(稲美町)と東はりま特別支援学校(播磨町)も校舎建て替えや増築などを進め、同地域の定員増につなげる。

神戸新聞公式サイト

 

兵庫県の公式サイトにも加古川市立平荘小学校の活用についての情報が掲載されています。

東播磨地域の知的障害特別支援学校狭隘化対策(市立学校施設活用による新設整備事業)

加古川市立平荘小学校(令和6年3月閉校予定)の用地を活用し、既存校舎(昭和56年
建築)の大規模改修及び校舎増築により、県立特別支援学校として整備する。

東播磨地区特別支援学校新設計画 – 2023年度末で閉校となった加古川市立平荘小学校の跡地に、2025~27年度中の利用開始を目指して特別支援学校を新設する方針であることを兵庫県が発表した。現行の東播磨地区特別支援学校2校(兵庫県立いなみ野特別支援学校、兵庫県立東はりま特別支援学校)の児童生徒数急増に対応するもので、この2校から校区を分離する形となる見込み。

兵庫県公式サイト

 

加古川市 開発事業の計画等の公開

開発事業の名称

兵庫県立東播磨地域新設特別支援学校(仮称)増築棟外その他工事

R5-3012 特別支援学校建築計画(平荘町山角467番外23筆、兵庫県知事 齋藤 元彦)

事業区域の面積
19428.02平方メートル

建築物の用途
特別支援学校

区画数・棟数
1区画 1棟 ほか

建築物の概要
階数:地上4階
高さ:地上19.60メートル
建築面積:3229.02平方メートル
延べ面積:9379.62平方メートル
工事着手予定日
令和7年4月1日

工事完了予定日
令和8年11月30日

加古川市公式サイト

 

まとめ

 

加古川市立平荘小学校の跡地は、「兵庫県立東播磨地域新設特別支援学校」が設置予定です。

現在は、校内への立ち入りは関係者以外禁止。

校内は次の用途が決定しているためか、想像していたより除草もされ綺麗でした。

来年4月から支援学校の増設される校舎の工事がはじまるようです。